あなたに秘められた能力の扉を開き、響かせ、輝かせます。

天職

■唯一無二の天性

 私には、宇宙から授かった唯一無二の天性が潜在意識に植えつけられている。

 起業にしろ、転職にしろ、基本的に、自分には、宇宙(神、自然)から授かっている
唯一無二の天性から、出発することが貴重だと思います。人類70億と多いといえども、
私にしか出来ない物創り、人類へのサービスが存在するのだという潜在意識にからの
確信です。

 儲かりそうだからとか、流行だからとか、という動機では、3年以内に崩壊してしまいます。

 デジ速では、天性を無限に伸ばそうとしております。同じようなサービスだとしても、完全
に自分と同じサービスは不可能だと考えられます。それは、だれも、私と同じには、なれな
いからです。

 人間が、宇宙の縮小体であるなら、また、この地球上に住む人たちも、あたかも1人の
人間のように、動いていると考えられます。その役目も、頭の働きをする人、手の働きを
する人、足の働きをする人、心臓の働きをする人、腎臓の働きをする人、・・・
それぞれのお役目を果たすことによって、地球も成り立っているのだと思います。

 そして、それは、どの役目も尊く貴重であり、世界的地球的なものであります。

 以前に、思考の運河シリーズで、デジ速ニュースを流しましたが、思考の運河4で、
どうせ頭を使うなら、世界的な発想をしようと書きました。(^_^)。手相でさえ人類みな違う
というのですから、宇宙に、私という個性(天性)を持っている存在は、私しかありません。
その私が考える発想は、すなわち、世界的、宇宙的と言えます。

 普通だと私の考えることなど、世界で通用しないとその発想を途中で止めるので、
そこそこのものになってしまうのですが、自分の天性に沿って、もうこれ以上考えられない
という思考の境地まで行くと、ボンと宇宙から、何かひらめきが与えられます。それは、
赤ちゃんを生み出すときのように、一度、死を経験して新しい生命を生み出すような感じ
です。ここでは、生命が、構想(アイデア)ということです。

 デジ速理論で、書いている内容は、全部そのようにして、生み出されたものです。

 40日は特に誕生数ですので、この期間で、私にしか出来ないサービスを考えつくのだ
と思って、その回答を求めながら、40日を過ごされれば、必ず、宇宙から、そのインスピ
レーションが与えられると思います。

 自分の天性から出たサービスが完成したら、もう、恐れはなくなる事でしょう。
それを誰も奪ってもいけないからです。そして、それが、自分の人へのサービス他者を
喜ばせる生き方そのものともなるため、充分生きていくための収益が与えられると思います。

すこし、分かりにくいかも知れませんが、私がデジ速まで到達した事業の考え方です。

■26歳の時に転職したときの心境

 NECに、5年10ケ月つまり月にして、70ヶ月(日数にして約2100日)、勤めさせて
頂き、ベンチャーに転職いたしました。
 
 一緒に働いていた協力会社のお父さんみたいな方が、良く言ってくれておりました。
”あんたは、NECを辞めて、一度外に出ると世界が広がるよ。”と。余程、私を見て、
世間知らずで、狭い了見だったのを感じていらしたのだと思います。

 NECでは、何万人企業の企業の中に組織体制などを勉強させて頂きました。また、
大企業の量産の商品創り等、2度と体験できない貴重な勉強をさせて頂きました。

 より広い世界へ飛び込むために、転職を決意しました。

■ベンチャー会社で学んだもの

 NECを辞めてからの私は、大手企業をという後ろ盾が無くなり、個人的には、より
自分の天性を出さなければならないと感じるようになりました。

 私がこの会社に参加したとき、5人目でした。
大手の会社しか知らなかった私は、会社というものは、非常に特殊な能力を持ってい
る方のみが興せる私など手も出せないものだと思っておりました。

 しかし、5番目に参加させて頂き、会社とは、かくも、簡単に興せることを知りました。
これが、社会で学んできた自由経済社会というものなのだということを、知りました。
大企業の箱の中に守られていたのとは違い、そのような自由経済社会というものを、
肌で感じさせて頂きました。

 興すだけであれば、資本金と書類を提出すれば、会社は簡単に興せるのです。
なので、闇会社、ダミー会社など悪いことをする会社も自由に興せることになるので
すが。

 商法が改正され、今年の2月1日から、資本金が1円での株式会社を興せるように
なりました。日本の社会は、起業する会社の数より、廃業する会社の数の方が多いの
です。今国を挙げて、起業する支援を展開しております。そのための法改正でもあり
ます。(但し、5年以内に株式なら1000万、有限なら300万を積む必要があります。)

 このベンチャー会社は、私が11年間(4000日)勤めさせて頂き、退職する時には、
500名の社員数となっておりました。11年間で、500名まで成長する会社の姿を目の
前で見せて頂き、会社はこうやって成長するのかと、学ばさせて頂きました。

 大企業しかり、松下にしろ、ソニーにしろ、最初はほんの数人の人から成長したもの
なのだと身体に沁み込みました。

 そのベンチャーの中では、本当に、10代に学んでいたら何と良かっただろうと思う
ような新鮮な体験、挑戦をさせて頂きました。

 その中の2つほど、思い出を書かせて頂きます。

(創造という意味を始めて知る)

 ベンチャーに入社して、到底出来ない開発のテーマを与えられました。大手の商社
から、1800万程で、受注した一年掛かりの仕事でした。

 本当に何も分らず、私に良くも任せるものだと任せた方の度胸に敬意を表すもので
した。

 どこから手をつけて良いか分からないまま、1年後にひとつの形を出しました。それは
結局実用にはほど遠く皆さんにあまり喜んで頂けるものではなかったにしろ、この世に
(地球上)に、存在しないものを私は開発して手にしていると開発品を手に抱きながら、
”創造とは、完全に何も無いものから、有を創り出すことなのだ”と、感動に打ち震えました。
”無から有”の創造、それが、本当の創造力なのだと 創造の意味が始めて、20代後半に
理解できたのでした。

 天地創造されて、この宇宙も出来たと言いますが、完全に無から有の世界を創造して
いかれて、何か、Something Greatの心情に触れた気がしたのでした。

 これは、いくら、本をたくさん読んでも体験できるものではなく、自らが、汗を流し、
無いものを、創り出して見る行動から、感じることの出来るものだったのです。それを、
私は、上司からの命令をその機会を得ることが出来たのでした。

 この体験は、その後の開発に対する心情に、多大な影響を与えました。

(澁谷の事務所での寝袋生活)

 NHKのプロジェクトXを見て頂いてもわかるように、この世に何かを生み出そうとすると
女性の陣痛のように、一度死を通過するような体験を致します。それが、新しい生命の
誕生ということなのでしょう。

 どんな開発話にも、徹夜で遣り通して、やっと出来上がったというような感動秘話が必ず
付きます。そうでなければ、人類に影響を与えるような開発品は出て来ないのでしょう。

 次に与えられた開発のテーマでは、池袋の仮の事務所で、1年ほど寝袋の生活を
しました。コンクリートの床に寝袋をしいて、疲れた休むという生活です。また、イスを4つ
くらい並べて、その上で、休むという生活を1年以上続けました。

 今考えると30代の前半に良くも、こんな生活が出来たなと思います。^_^;。
そこで痛感したことです。何か製品を生み出そうとすると、夜も昼も関係ない生命の誕生
と同じ陣痛に似た痛みを通過して初めて製品が出来てくるのだと。

 新しい仕事を生み出すのは、男にとっては出産のようなものだと。

■創業時の私の指針にしたもの

 40歳の時に、会社を最初の会社を創業したのですが、その時の経営の指針にしたもの
が、下記の松下幸之助の本でした。

< 私の行き方考え方―わが半生の記録 PHP文庫 >
   松下 幸之助 (著) 文庫 (1986/09) PHP研究所

そこには、松下幸之助の創業の時の苦労の歩みが書かれてありました。
一番力になったのは、こういうエピソードでした。*本が手元に見つからず、細かいことは
違っているかもしれませんので、正確には、本を読んで頂ければと思います。

 お金もあまりなく、最初に創った商品が、あまり売れず、最初に参加して頂いていた
何名かの方は家族もあり、給料ももらえないようだと、生きていけないということで離れて
行きます。

 残ったのは、自分と奥さんと奥さんの弟(? 後サンヨー電器を作った井殖さん)の
三人だけとなりました。

 しかし、幸之助さんは、希望に満ちていたと言います。何かそれでもやれそうだと潜在
意識が感じ続けたいたというのです。

 そんなおり、最初の商品は売れなかったにしろ、最初の商品を作った時に、習得した
碍子つくりの技術を生かせる全く別な仕事を300セット受注したと言います。それで、評判が
良ければまた、発注するということでた。結果として、評判が良くその後とも注文が来て、
幸之助さんたちは、息を吹き返します。その時の製造は、自宅の中庭で行っていたよう
です。

 その外注の生産で得た費用で、また、本来やりたいと思っている開発に投入します。
それが、今後は、売れて ・・・・  と どんどんと善循環をして大きくなって参ります。

 そのエピソードを読んで、思いました。宇宙(神、自然)は、この方の天命に対して
応援していると感じたのでした。より大きな目的のために生きようとする人には、個人
の力以外の大きな宇宙の力が支援して、助けてくれるものだと感じました。

 私もまた、そのような宇宙の力が支援してくれるような良い大きな目的のための事業を
しなければならないと思ったと同時に、より大きな目的の事業を行えば、宇宙は目に見え
ないところで、支援をしてくれると信じたのでした。

 奥様の気遣いも、たいしたものがありました。風呂に行くお金もない時、だいたい9時
(?)くらいになると風呂の話が出るので、風呂に行くお金もないと悲しい思いをご主人
にさせないため、風呂に行く時間と気づかせないよう、奥さんが話続けて、風呂が閉店
するまで、気をそらせたというのです。何という内助の功でしょうか!

(稲盛さんの経営哲学)

 このグローバルサクセスが出来てからは、以前から関心のあった稲盛さんの経営哲学
に従って経営して来ました。

 最初は、図書館で借りて来た稲盛さんの講演テープを聴いて、心に染み入るように経営
の心を学びました。本当に、5年間の経営で苦労したところを悉く説明してくださっている
感じで、乾いた砂に水が沁み込むように、稲盛さんの40年間の経営に掛けて来られた心情
を学びました。

 稲盛さんも、会社創設されて一年後一緒に会社を興した仲間から、会社がまだどうなるか
分らないことに、不安を持たれ、今後の賃金ボーナスを保証しないと全員で辞めると談判
されて、3日間激論を戦わせられたようです。

 それで、出てきたのが、現在の経営理念で、

”全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、 人類、社会の進歩発展に貢献すること。”

全従業員の幸せを追求するという項目が、その体験が入ったということです。

■意外と身近にある創業の種

 ディスにーのミッキーマウスは、当然誰でも、ご存知だと思いますが、良く考えてみると
ミッキーマウスは、台所でチョロチョロするネズミです。何故、ミッキーマウスは、あんなに
愛されるのでしょうか? とても、不思議だと思いませんか?

 本で見つけようと探したのですが、見つけることが出来ず、このエピソードは、人づてに
聞いた話ですので、すこし、変わってきているかもしれません。

 ディズニーが、かなり、駆け出しで貧乏な時、話し相手も無く、その時の唯一の話し相手
が、ディズニーの部屋に住んでいたネズミだったのだそうです。ディズニーには、何も、
無かったので、そのネズミを、キャラクターにして売り出すことを考えた訳です。

 それが、何と大当たり、お金が出来て、次の家に引っ越すとき、部屋に住んでいたネズミ
をみんな集めて、一緒に、新しい我が家に連れて行ったと言って、ネズミに感謝したと言い
ます。

 何の事業もそうですが、そのような一見些細であるときは苦労の絶頂に見える生活の一
場面から、感動的な大きな事業へと成長しております。洗濯機なども、妻の擦り切れた手を
見て、開発に意欲を燃やして出来たものです。

デジ速ライフで、20%の速音聴+80%の良い音楽+ミニ自然界の空間と言っていますが、
このミニ自然界を見ているだけで、いろいろなアイデアが湧き出して来ます。
添付の写真は、最近作ったものなのですが、カナリアが水槽の上に遊びに来て、水遊び
水のみが出来るようにしたものです。水槽の水を使うので、カナリアに水を上げる必要が
なくなりました。考えていることは、海、山(鳥)、川の自然共存関係を生活の中に作り出す
ことです。この共存関係も見て、子供も、自然に何かを学び、また、共存関係から来る自然
の波動を、生活している人たちにも、享受することが出来ることです。

生活の些細なことを大切にすること、生活空間が、大事業へ成長するヒントが隠されている
無限の事業の宝庫なのです。

■為に尽くした心が、お金にフィードバックされる

 創業すると会社が本当にやっていけるかとそれは毎月資金繰りに追われ、大変な苦労の
日々ではあります。

 しかし、やっていることがどんなことであれ、人のために兎に角お役に立つことをするという
精神があれば、為に尽くした分だけが、お金として帰ってくるという経験を何度もします。

 トータルライフモデルの応用編で書いている全知全能全愛の精神です。多くの人を愛する
愛が湧き出すと、全知全能、そして、それに必要なものも、宇宙が支援をしてくれるというもの
です。 

 私は、こう思うようにしております。
例えば、60億の人類に、一年間にひとり1円ぐらい出しても良いと思うようなサービスが出きれば
年間60億の売り上げの会社になる。10円だったら、600億、100円だったら、6000億です。
まさしく感謝の量が、売り上げです。

 目に見える技術、ノウハウ、営業方法とかは、後から徐々に成長させていけると思うのですが、
その前に、どれくらいの人に、どれくらい喜んで頂こうかという愛情の大きさが、その事業の規模
を決めていくのだと思いますし、成否を決定していくのだと思っております。

 売り上げが足りないときは、その分何か尽くさせてくださいと宇宙(神、自然)に願うと、どこから
か、宇宙が応援してくれたという経験がたくさんありました。

■事業の7年間の計画を立てる

 自分の天性から、事業の内容が決まると、事業計画を立てます。
私は、7年を単位として、ホップステップジャンプと計画を立てています。
最初の3年間は、天の数3数で、縦に基礎を築き、続く4年間は、東西南北に展開する
ときとして、考えて計画を立てました。

 石の上にも3年と申しますが、その3年以上になるとすこし法人として認められます。
法人としての三つ子の魂のときですね。*石の上にも3年と思っていたら、金融機関の
方から、3年終わったと思って、3年過ぎて急に悪くなるところがあるのだと2年目くらい
にお聞きしてから、3年の乗り越えた7年を意識して、やってきました。

 面白いのですが、人間の個人の年齢と法人の年齢の感覚が良く似ているということです。
法人で3年間は、やはり、法人として、3歳児のような感じです。7年間は、小学校に入った
ところです。私も、やっと、法人としては、小学一年生になったと感じがしております。
                

■準備期間は必要

 起業、転職が、自分の天性を発揮する道であることもあることを書いて来ましたが、やはり、
実現する天職によって、3年、7年、21年と、準備する期間は必要だと思います。

 自分の天性を、デジ速で見極め、磨き、その天性を人類のために、今の会社で、あるいは
転職して、あるいは、起業して、法人として、120%生かして、生きがいのある人生を送って
頂きたいと願っております。(天性発現、天職完遂) そして、素敵な伴侶と可愛い子供の愛
に包まれて、宇宙(神、自然)の無限の愛を日々感じながら、天命成就されますことを祈念致
しております。

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